第二部スタート 改めてピントチェック

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オリンパスに調整に出した私の「E-510」はサービス部門から本家の技術部門へ転送され、本格的な検査を受けることになったそうです。この先、いつ返却されるのか見通しが立たないため、代わりの「E-510」を貸してもらえるように、キタムラからオリンパスに交渉してもらいました。(これ以上私の撮影スケジュールを狂わされるわけにはいかないため)

いろいろありましたが、私の我侭に付き合って頂いたキタムラのT支店、ユーザの要望にすぐに応えてくれたオリンパスに感謝します。

オリンパスから借りた「E-510」で改めてピントチェックを実施して、「ピント精度」に結論を出しました。

わざわざ改めてピントチェックをする気になった理由はこれです。
第二部スタート 改めてピントチェック(1)サムネイル
OLYMPUS E-510 + ZD14-54mm
実焦点距離 14mm、絞り F2.8、ISO400、NF オフ、縦位置で撮影
50%リサイズ後トリミング
第二部スタート 改めてピントチェック(1)
よくあるピントチェックの方法とは「コントラストがはっきりしているもの」にピントを合わせてみることです。
ZD14-54mmのワイド端でも大きなバーコードならばピントが合います。
私のE-510をオリンパスに預けている間に「もしかしたら」と想像していた通りの結果です。

テレ寄りならもちろんガチピンです。
第二部スタート 改めてピントチェック(2)サムネイル
OLYMPUS E-510 + ZD14-54mm
実焦点距離 37mm、絞り F3.3、ISO400、NF オフ、縦位置で撮影
50%リサイズ後トリミング
第二部スタート 改めてピントチェック(2)
これはキットレンズと比較するために撮ったため中途半端な焦点距離になっています。

それではいつもの被写体を撮ってみると…
第二部スタート 改めてピントチェック(3)サムネイル
OLYMPUS E-510 + ZD14-54mm
実焦点距離 14mm、絞り F2.8、ISO400、NF オフ、縦位置で撮影
50%リサイズ後トリミング
第二部スタート 改めてピントチェック(3)
オリンバスからお借りしたE-510でも結果は同じです。

いつもの被写体もテレ寄りならガチピンです。
第二部スタート 改めてピントチェック(4)サムネイル
OLYMPUS E-510 + ZD14-54mm
実焦点距離 42mm、絞り F3.3、ISO400、NF オフ、縦位置で撮影
50%リサイズ後トリミング
第二部スタート 改めてピントチェック(4)
これはキットレンズと比較するために撮ったため中途半端な焦点距離になっています。

被写体を「黄色」から「赤色」に変えてみても…
第二部スタート 改めてピントチェック(5)サムネイル
OLYMPUS E-510 + ZD14-54mm
実焦点距離 14mm、絞り F2.8、ISO400、NF オフ、縦位置で撮影
50%リサイズ後トリミング
第二部スタート 改めてピントチェック(5)
「赤色」にしてもワイド端のピント精度は悪い。

そろそろ「ピント精度」の結論に近づいています。
第二部スタート 改めてピントチェック(6)サムネイル
OLYMPUS E-510 + ZD14-54mm
実焦点距離 14mm、絞り F2.8、ISO400、NF オフ、縦位置で撮影
50%リサイズ後トリミング
第二部スタート 改めてピントチェック(6)
ちょっと意地悪なテストをしてみた。
よく見てください。ZD14-54mmのワイド端でもピントがキッチリ来ています。

もうすぐ「ピント精度」の結論です。
第二部スタート 改めてピントチェック(7)サムネイル
OLYMPUS E-510 + ZD14-54mm
実焦点距離 14mm、絞り F2.8、ISO400、NF オフ、縦位置で撮影
50%リサイズ後トリミング
第二部スタート 改めてピントチェック(7)
カメラを横にずらしてみると…
ほらね、後ピンになるでしょ。
もう分かりましたか?

ということで確信をもってラストカット。
第二部スタート 改めてピントチェック(8)サムネイル
OLYMPUS E-510 + ZD14-54mm
実焦点距離 14mm、絞り F2.8、ISO400、NF オフ、縦位置で撮影
50%リサイズ後トリミング
第二部スタート 改めてピントチェック(8)
ZD14-54mmのワイド端で「黄色」の被写体を撮ってもガチピンです。

【結論】

AFでピントをキッチリ合わせたければ、測距点の目印になる十字の枠と同じかそれ以上大きくなるようなものに測距点を合わせる必要があります。測距点の枠よりも小さいものにはピントが合いません。

ピントが合うはずの「バーコード」でも測距点の枠内の2/3程度の大きさにしてしまうとピントが合いません。

仮に人物撮影で測距点の枠よりも大きくなるとしても衣装によってはコントラストが低くなってしまうため、ピント精度が悪くなります。20Dを使っている同僚が「20Dの場合は人物の全身ショットにピントが合いにくいが、40Dは合いやすくなった」と言っていたので、レンズとの相性もありますが、機種によっては“小さいもの”“コントラストが低いもの”にピントが合いにくい、合わない、極端な後ピンになるという症状がでるようです。

「E-1はガチピンで、E-510はなぜダメなのか」というのは、「E-1」はプロとハイアマ向けをターゲットとして開発された機種であり、それ相応の性能を求められ、「E-510」はコンデジユーザをターゲットとして開発された機種であり、キットレンズを使う初心者向けに手軽さを求められているためだと思います。AFのスピードに関しては明らかに「E-510」の方が早く、撮りながらも「本当に合っているのか?」と感じられることが多い。実際、竹レンズの場合だと合っていないことが分かってしまう。「E-510」との対極にある「E-1」のAFは遅いです。「頑張って合わせていますよ」という動きをするのも愛嬌で、撮る写真は高確率でガチピン。

ということで、今回のピント制度の問題は「カメラの仕様」というつまらない結論で落ち着きそうです。「E-510」に「E-1」の精度を求める私が間違っていたのかもしれません。「E-300」のAFも優秀ですが、これは「E-1」と同じAFユニットを使っているからでしょうか(詳細は不明ですが)。「E-300」も「E-1」同様に“のんびり”カメラですからね。

ps.
「どまつり」の時のAFがあまりにも酷いのは「ZD18-180mm」に原因があるかと思います。噂によるとS社のOEMだそうで、以前使ってみたS社の「18-125mm」と全く同じ症状でした。つまり「E-510の仕様」と不具合がある「ZD18-180mm」のダブル攻撃でボロボロになってしまったということです。

おまけ(というか一言余分か)
白紙に黒マジックで×とかラインを引いて、それを使ってAFの精度をチェックするという「AFのテスト」などあてになりません。なぜならば、それはメーカー側の検査方法と同じで不具合が無ければ合うのが当たり前です。白黒テストで明らかに後ピン(前ピン)になるのならば調整に出せば直る確率が高い、ただそれだけのことです。私が今回の「AF精度の問題」に拘った理由は、単純な後ピン問題ではなく「なぜE-510はE-1に比べてピント精度が悪いのか」を知りたかっただけのことです。私の「E-510」はオリンパスのサービス部門で検査したところ「検査基準を満たしている」と判定されています。オリンパスから借りた「E-510」も白黒テストならば、「ほぼジャスピン」になると思われます。(バーコードで合うのですから)


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